梅雨の晴れ間、真夏のような天気の中、お世話になっている茨城県土浦市の有機農家・久松農園さんの農場見学会に行ってきました。
今回は「大人の社会科見学」と称して、大人オンリーの見学会。

農場見学の後半は久松農園の働き方に焦点を当てたセミナーが開催されました。
何度か見学会には参加していますが、「大人向け」「ファミリー向け」と見学会がターゲットに合わせたスタイルになってからは初めての参加。
こういった試みからも、久松農園さんが顧客サービスを大切にしていることが伺えます。

自分たちがやってみたいことをやる。それをチームでやるから前に進む。ということを障害物を認識しながら進む「ルンバ」を例に出し説明してくれた久松代表。
ルンバの低い目線とそれを俯瞰する目線があるのだろう。それは一人でやっていては見えないことなのだろう。というようなことを思いながら、お話をお聴きしました。

農場では、初夏の野菜や畑の美しさを存分に味わい、香りを嗅ぎ、農場見学を楽しみましたよ！
この季節だけのお楽しみ、枝豆。農家では「枝豆はお湯を沸かしてから採りにいけ！」といわれるほど、鮮度が命の野菜だそうです。
ということで、畑にお釜でお湯を沸かし、その場で採った枝豆をゆでていただきました！
これは今回の農場見学を担当してくれた十川さんがやりたかったことだそうです。粋な計らいに皆さん大興奮でした。

私は他の皆さんよりも農園に行っているほうだと思いますが、いつ行っても新たな発見、違う景色を見ることが出来ます。
そこからは、農園スタッフの皆さんがミーティングを重ね、より良くするための検討を重ねている風景が感じられます。
直販でモノを買う、ということの面白さは、単純に、旬の野菜・新鮮・美味しいということの他に、そういった「もがき」までも一緒に楽しむことが出来る点なのだと思います。（たぶん久松さんは、そこを売りにすることから卒業し、そこから一歩進みたいのだ。と思っていらっしゃるのだと思いますが。）

久松農園の皆さん、ありがとうございました！また野菜が届くのを楽しみにしています。