10月
15th

天遊組展覧会「藝〜Power of Origin〜」終了しました!

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天遊組展覧会「藝〜Power of Origin〜」終了しました!

今年の天遊組、秋の展覧会も大盛況のうちに幕を閉じることができました。
ご来場いただいたお客様、ありがとうございました!

古代文字の形から見えてくる、身体や暮らし、「はら」で感じる心の在りよう。
今年はそんなテーマで作品を作りました。

今年の作品。タイトルは「かんのう」です。

静と動のような一対の作品ですが、作品のテーマは同じ「からだで感じる」ことを書いています。どちらもからだに直結した激しいこころの動き。

「感情を開放する」ということが難しい昨今ですが、それが出来ないから息苦しくなってしまうのかなと感じます。
「もっと自由に。」自分に言い聞かせるような、そして誰かに伝えたい、そんな作品になりました。

そんなコンセプトで選んだ文字は「なみだをそそぐ」と「若」。
(「なみだをそそぐ」は漢字変換出来ません。^^;)
moji(画像は「漢字類編・木耳社」より)
頭で考えるより先に、わけも無く涙が出てしまうことってありますよね。身体がダイレクトに反応する、何かに「感応」する姿。その思わず流れてしまう「涙」をかきました。
もう一つの「若」は若い巫女が逆毛に手を突っ込んでトランス、エクスタシー状態で踊り狂う「官能」の姿です。

10_live(撮影・Urouro Yamada)
今年は開催期間中に身体性をテーマにした、書と踊りのコラボライブを行いました!満員御礼です!
Cュ タツヤさん、中村明日香さんという素晴らしいアーティストの方々と天遊組も新たな表現に挑戦させていただき、古代文字の魅力をさらに深めることが出来ました。
展示してある作品から抜け出てきたような、古代の精神性を感じるからだの動き、素晴らしい身体性に感動しました!(客席で観たかったです〜)

それをすべて即興演奏で答えた吉野ユウヤ氏、こちらも即興で照明を当ててくれた松本永氏。素晴らしいカンパニーの皆さんと共演させていただき心から感謝いたします。
そしてライブに関わっていただいた、スタッフ、お手伝いの方々、ご来場いただいたお客様、ありがとうございました。

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こちらの写真はアットホームな雰囲気の中で行われたライブパフォーマンス。
大きな筆をにぎることもなかなか無いと思いますが、そこはさすが天遊組にいらっしゃるお客様、皆さん積極的に手を上げていただきそれぞれの魅力溢れる線を引いていただきました。

最後に仕上げたこの文字。「龠(ふえ)」はそれぞれ違う音色が出る管を束ねて一つの音とする楽器の形です。
それが、本来の「調和」を意味する文字。
それぞれの線が一つの文字になり、とても温かい作品になりました!

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たくさんの楽しい時間と共に4日間の開催日はあっという間に終了しました。
次はどんな出会いが待っているのか、今からとても楽しみです。

ありがとうございました!

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