1月
28th

「ASABA’S TYPOGRAPHY.」へ。

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「ASABA’S TYPOGRAPHY.」へ。

ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)で開催中、浅葉克己さんのタイポグラフィ展「ASABA’S TYPOGRAPHY.」へ。

いままでの仕事のタイポグラフィを使った新作や、グラフィカルでありながら墨のにじみなどでどこか和の情緒もあるアルファベット文字など、とても興味をひかれる作品も多い中、やはり圧巻は壁一面の浅葉氏の日記でした。

新聞や雑誌の切り抜きが入っていたり、デッサンが入っていたり。一番の魅力は万年筆で書かれているのであろう浅葉さんの文字です。
なんだか読みたくなる文字。この日もじっくり読んでしまいました。

日記と共に毎日続けていらしゃるのが、書道の神様と言われる顔真卿(がんしんけい)の臨書だそうです。
臨書というのはお手本をそのまま真似て書く、習うことをいいます。(これがものすごく難しいんです。)

毎日続けるのが一番むずかしい。。。頭が下がります。。

浅葉氏は私が描いている「古代文字」研究の第一人者、白川静さんとも親交があり、ご一緒に撮った写真なども展示されていました。
白川静さんが亡くなられた日の日記も展示してあり、そこには「顔真卿・休」の一文のみ。この日ばかりはお休みになったのですね。。

毎日続けること。今年のテーマとなりました。
この展覧会は今月31日までですので、興味のある方はお急ぎください!

 

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